医療専門職におすすめの生理学テキスト


こんにちはCharcot(@StudyCH)です。

生理学についての書籍は、理解するのに時間のかかる難解なものから、比較的わかりやすい内容のものまで数多くあります。今回は、私が読んでみてこれはと思ったおすすめの書籍を紹介します。専門書は高額なものですので、購入の参考になれば幸いです。

生理学(カラーイラストで学ぶ集中講義)

先ずは、入門に最適な一冊「生理学(カラーイラストで学ぶ集中講義)」です。この本は,通常の生理学書とは違い、あるテーマについて見開き1ページでイラストを交えて説明しています。イラストが多めということで内容が薄いのではないかと思うかもしれませんが、医療専門職が押さえておく必要十分の内容が網羅されています。分厚い生理学書に嫌気がさして勉強をやめてしまわれた方、生理学って難解で嫌だなと思っている学生におすすめの一冊です。


標準生理学

次に、標準医学シリーズの「標準生理学」を紹介します。この書籍は、定評のある標準医学シリーズから出されており、各項を担当しているのはその専門家である国内研究者です。したがって、かなり詳細に、かつ最新知見を交えながら生理学についてまとめてあります。改訂頻度が比較的早く、最新の知見を網羅していることも魅力の一つです。生理学を学ぶことに抵抗を感じなくなってきて、上に紹介した入門書では物足りなくなってきた方におすすめの一冊です。


ガイトン生理学

「ガイトン生理学」は欧米で評価の高い一冊です。見たところ心血管や自律神経系に詳しい印象です。洋書の翻訳本なので、購入に抵抗があるかもしれませんが、内容は申し分ありません。値段が高めなので、上記2つとは違う視点で勉強したい方でかつ経済的に余裕がある方におすすめの一冊です。


まとめ

日本語の書籍ではこの3冊を手もとに置いていますが、今のところ不便を感じていません。医学の基本となる生理学を学ぶことは医療専門職にとって重要です。特に自分が関わる分野について少しずつでも良いので勉強をすすめてみて下さい。

それでは皆さまの学習がよりいっそう充実することを願って。

Charcot(@StudyCH)でした。All the best。