個別機能訓練計画書


 平成27年度の介護報酬改定で,個別機能訓練加算を算定する場合は機能訓練指導員,看護職員,介護職員,生活相談員,その他の職種の者が共同して個別訓練機能計画をたてることが義務付けられました。ここでは個別機能訓練計画書についてついて説明します。

個別機能訓練加算と計画書

 平成27年度から通所介護や短期入所生活介護で個別機能訓練加算を算定するためには,3ヶ月毎に評価を行い,計画書を作成することが定められています。この個別機能訓練計画書は他職種共同で作成しなくてはなりません。詳しくは,厚生労働省より平成27年3月に交付された「通所介護及び短期入所生活介護における個別機能訓練加算に関する事務処理手順例及び様式例の提示について」を参照して下さい。

個別機能訓練計画書

 個別機能訓練計画書として厚生労働省から参考にするように配布された資料があります(下図を参照ください)。内容を参考にするように指示がありますが,この書式を必ず用いなければならないわけではないので,施設の特徴に応じて改編することも可能です。下に書式のPDFとExcelファイルのリンクを張っておきますので活用して下さい。

書式をダウンロード(厚労省原本)
書式をダウンロード(手書き用)
書式をダウンロード(Excel)

まとめ

 個別機能訓練加算を算定するには,3ヶ月に一度,個別機能訓練計画書の作成が必要です。書式は厚生労働省から交付されていますが,各事業所で使いやすいように改編した方が良いかもしれません。計画書の作成は,他職種連携して行い,利用者のニーズや在宅での生活状況を盛り込んだものでなくてはなりません。厚生労働省から同様に交付されている興味・関心チェックシート居宅訪問チェックシートを活用して,利用者にとって意味のある計画を立案して下さい。

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